先日、娘プーの通う支援学校と支援学校の地域の小学校(通常学級)との交流会があったそうな。
正直、前校でもそういった試みはあったし、支援学級内でも「お楽しみ会」的な交流行事はあったが、プーが「お楽しみ」になれたためしはなかった…というか、頑張って皆が集まる教室や体育館に入り、顔を強張らせながらざわめく教室内で15分逃げずにいられたら上等(頑張った!)という感じだった。
後日、学校からの便りにある「皆で楽しみました」の「皆」に我が子は含まれないのが、どうにも悲しかった。
ので、当日、学校へ送り出す母の気持ちは物凄く重かった。
ところがどっこい、プーは超ご機嫌で帰宅した!!そして、「今日の予定は?交流会?」と毎日確認するくらいに次回を楽しみにしている。
相当「お楽しみ」になったようだ。
気になって先生に、詳細を聞いてみた。
プーが浮かれて帰ってきた今回の交流会は厳密にいうと2回目で、初回は歩行訓練の時に相手校まで歩いていき、校庭で宝探しをしたらしい。健常児と障害児がペアになり一緒に校庭に隠されたカードを探したそうな。
成る程!
中の見えない、相手のテリトリーとも言える校舎に入って何かをするという行為は、プーにとって中々に恐怖心を煽るが、門を開けて…なんなら門の外からも様子が見える校庭でなら、ぐっとハードルは下がる。
いつものクラスメート達がみえるところに常にいてくれるのも心強い。
しかも、周りがカードを見つける様子をみれば、説明が聞き取れなくてもプーにもやる事や、やり方が分かる!
先生すごーい!!!
で、2回目の交流会は、プー達の支援学校まで、彼らがやって来て、先生とプー達の教室にカードを隠し、プー達は自分の教室でカードを探す…という宝探しだったそう。探すプー達に「もっとこっちかも」とか健常児達がヒントをくれたりするらしい。
すげー!!「交流」してる!!
後は体育館で、一緒にパラバルーンをしたり、相手校のソーラン節の披露があったりして、プーは終始ご機嫌だったらしい。
連絡帳にあった「ずっとうれしそうに参加できました」の文字と、挟まれていた 宝カードが涙がでそうに嬉しい なつめでありました。
相手校の皆、支援学校の皆、先生方、本当に本当にありがとう!!!
よかったねぇ、プー